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ミリドニアなう

エンディング

リオット√エンディング感想をつらつらと書いていきます。

カルボとミハルトに勝ったリオットを再び騎士に取り立てるだけでなく、アニへの思いも認めた王。虚偽の報告でクビにした割にそこまで認めてくれるんだ?!と少し驚いたんだけど、王にはどんな考えがあったのだろう?ということでちょっと考えた。

王は力(武力)を重視しているのはもちろんだけど、この時はそれ以上に「意志の強さ」を見たかったらしいことが試合後の台詞からわかる。一度は忠誠に欠ける行いをしたとしてクビにしたけれど、それまでリオットがその働きでもって忠誠を捧げ続けていたことを王はわかっているし、それの全てをチャラにしたわけでもなかった。だから、リオットが騎士団に戻りたいと強く願うなら、最初からその機会を与えるつもりだったんだろうと思う。

一方でリオットは、罷免されたが最後、もう騎士団には戻れないと思い込んでいた。これはリオットの真面目さゆえだなあと思った。
エンディング冒頭のリオットと王の会話シーンですらも、リオットは自分から復職したいとは口にしていないんだよね。とはいってもこれはリオットの気質が「仕える側」のものだからっていうのもあると思うけど。
このシチュエーションならもう一度騎士にしてもらいたい、そのために来ているってことは言うまでもなくわかる。王もわかってる。でもリオットはあくまでも「王が望むならば」ってスタンスなところに従者気質が見える。じゃあリオットは控えめな人物かって言ったらそうじゃないことも多々あるのは皆様ご存知の通りなんだけど。
でも、アニ姫に対してのあの自己犠牲的なまでの尽くしようや、ナレクに戻ってこいって言われた時の嬉しそうな感じを考えると、主と認めた者に仕えることに喜びを感じる気質を持っているのは確かだと思う。(アニは主じゃないし、愛とか恋心とか色々混ざってるけど、庇ったりとかの行動にはそういう一面が表れてるんじゃないかなーと思った。)
話がそれたけど、つまりリオットは、主や規律の前では自分の欲求を押し通すなど許されないと思っていたんだろうな、ということ。

リオットはあまりに真面目すぎて「こうあらねばならない」「これをしてはならない」って意識が強かった。そうして本音を押し殺して自分の行動を厳しく律して我慢し続けた結果が戦闘ではない時のバーニングだった。
そう考えると、リオットの本当に「ダメ」なところって「自分本位になれないところ」だったのかも。そして、1度王を裏切ったからもう王に仕えることはできない、国や民を守ることもできない、自分のような者がアニ姫を望んではならない、そう思って歩みを止めてしまったリオットの背中を押したのがアニだった。…アニちゃんがそばにいてくれて本当によかったねリオットさん。
そうしてアニによって戒めから解かれたリオットは、「王に忠誠を誓うけど一番大事なのはアニ」というやや横暴な宣言をして、結果王はそれを認めてくれる。王はリオットがアニを庇っていたことを知った時点で、アニを守りつつ自分に仕える覚悟があるならば再び騎士に取り立てるつもりだったのかもね。エピローグとか読むとね。ミハルトやカルボもまだ道があるとわかっていて、7章冒頭で(特にカルボは)アニならリオットを変えられると思って通行証を渡したのかなあ。
王も副将軍もカルボもミハルトも、あるいはリオット自身よりもリオットのことを理解していたのかも、という、リオットに優しい世界を望むリオット好きの見解でした。

以下いつもの箇条書き感想、主にリオアニ
・試合前に容赦なくラブラブっぷりを周囲に見せつけるリオアニ最高ですね
・本気で命を懸けちゃうリオットには死んじゃダメ!って諭すアニがいるとバランスが取れるね
・ていうか王が姫を褒賞にするって言ったのもリオットを焚きつけるためでしょも~王様ってば
・ここでカルボバツイチ設定ぶち込んでくる手加減を知らないダメプリ
・二人相手に勝てるリオットさん半端ないね。たぶん元々強かったうえにアニちゃんの行方がかかっているからなおさら強いんだろうね。愛だね。
・去り際に「次に会う時が~」て言うミハルトに、普段だったら何か言い返しそうなものなのに無言だったリオット
・いろいろあったけれどこのいつもの調子のミハルトの台詞に自分の居場所に帰ってきたことを実感したのかなーと妄想
・ついに来たリオアニ告白タイム
・もうここは…言う事ないね…
・二人とも同じくらいの熱量で真っ直ぐに相手への想いを告げているのがいい
・「ずっと前から」ねぇ~~~?3章の肖像画の時に「変わった姫」、ナレクへの直談判の時に「予想外のことをなさる」って言ってますがそのころには既にってことでよろしいか?
・あの頃はまだ表情からは困惑が大きそうに見えたけど、内心では好ましく思っていたと?好きだったと??
・そしてここでいつ頃ですかって聞いちゃうアニちゃんかわいくてリオアニかわいくて悶える
・どんなことも二人で乗り越えていける、という前向きさと信頼感がすてき
・このノマエン最後のシーンで流れるのも『託すもの』なんだよね、というわけで、最後にこの曲の話

前の記事でも書いたけど、この曲が流れる場面も含めて本当に好きで。
この曲が流れるのは、5章の丘でのシーン、6章の跪いてのあのシーン、森の中でのシーン(「城を出る時、貴女に約束しました」~)、城に戻った後のシーン、7章最終話ナレクとの会話シーン、ノマエン告白シーン…で全部だったはず。
「託す」という言葉のイメージって、何かを渡して後は任せる、渡した人は遠く離れるっていう感じがする。辞書によると「人に頼んでまかせる」。
そんな言葉の意味と、リオットがアニ(時々ナレク)に心を開く場面で度々流れていることを考えると、「託すもの」とはリオットの愛情のことかなあと思う。と同時に愛情を注ぐだけ注いで見返りは求めない精神性も見える気がしてつらくなる。
最後、生涯をかけた愛を捧げる(重い)という変わらぬ献身っぷりでありながら、貪欲にアニちゃんを求めるようになってくれて本当によかったです。
…あれでもノマエンではまだその貪欲さが表面化してないな?リオットのそういう面はラブエンドに辿り着いてやっと見られるってことだね!最後の最後までプレイヤーの息の根を止めることに余念のないリオットさん素晴らしいです無事死亡です。

というわけで、リオット√感想でした。
まだラブエン、エピローグ、ネタカなど語る材料はありますが、物語としての区切りがついているのでここで締めようと思います。
こんな長々とした文章にお付き合いしてくださった方がいらしたら…本当にお疲れ様でした(笑)ありがとうございました!

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