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ミリドニアなう

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練習文

練習だしただの小ネタだけどupしちゃうリオアニイチャイチャ短文。

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久しぶりの二人きりの時間。
リオットさんの力強い腕に抱かれ、幸せな気持ちで胸がいっぱいになる。
そうしてしばらく抱きしめあった後、私はリオットさんの背中に回した腕を緩めて彼の表情を窺おうとした。
するとリオットさんが離すまいとするかのように、私の身体をぎゅっと引き寄せた。
「……姫、しばしこのままで」
心地のよい低音でそう乞われたら拒否などできるはずもなく、私は、はい、と答えると、リオットさんに身を預けた。
「ああ、手の届くところに貴女がいると、どこまでも求めてしまう」
リオットさんが熱を帯びた声で言うので、私の鼓動は早くなる。
「私でよければいくらでもあげますよ」
「いくらでも?」
「はい、リオットさんになら、いくらでも」
「そうか。これは非常に喜ばしい言葉を頂いた」
目を細め意味深な笑みを浮かべるリオットさんに、私は率直な疑問を口にする。
「そんなに喜んでもらえますか?」
「勿論。――つまり姫は、我が妻となった暁には、私に姫の全てを与えてくれるということだろう?」
一瞬の間の後、その言葉の意味するところを理解して、私は一気に赤面する。
動揺しまくる私に対し、余裕の笑みのリオットさんが迫る。
「姫、その時が来たら、私の求めに応えてもらえるだろうか」
「……はい」
リオットさんの手が私の頬を撫でる。腰に回された片腕に、こちらを見つめる眼差しに、私を呼ぶ声に、リオットさんの男としての欲望が滲んでいることに気づかされる。
顎を軽く持ち上げられ、私はギュッと目を閉じた。
刹那、驚くほど優しい感触が唇を掠める。
ゆっくりと目を開けると、そこには変わらず熱を持った眼差しで微笑むリオットさんがいた。
ああ、このひとは。
あまりの羞恥に顔だけでなく全身がカッと熱くなる。
このひとは、そういう欲を隠しはしないのに、触れる時はいつだって傷つけないよう優しく触れるのだ。
ありったけの愛情を惜しみなく注がれて、それが少し恥ずかしくて、でも嬉しくて幸せで、私は広い背中にもう一度腕を回し抱きしめた。

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そういうことに疎い初なアニちゃんはもういない。
大人の男に染められてくれ~!

あと書きたいネタは、ただちゅっちゅする話とリオットの性格についての話。
そして何よりまず今書きかけのよくわかんない話を完成させる!

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