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ミリドニアなう

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未完成

せっかくログインしたんだし、書きかけだけど一本上げていこう。
(4/21追記:完成したので次の記事にUP)

先日クリアしたポケモンBWからゲーチス×トウコ。ゲー(←)トウっぽい雰囲気だけの文。
悪役おじさんと女の子、いいですね…


+++++


ぼんやり考えていた私の耳に、聞き覚えのある、よく通る声が聞こえてきた。
どうやらまたあの「ポケモンの解放」とやらを訴える演説をしているらしい。

そういえばこの人も初めは私にポケモンを手放すという道を進ませようとしてきたっけ。そんなこと絶っ対しないけど。
でもそれってある意味他の大人と同じじゃないか?
全然違うことはわかってるし、そんなこと言ったらまともな大人たちが怒っちゃいそうだけど、でもやっぱりおんなじだ。みんな好き勝手言ってきてさ。

特に理由もなく広場まで歩きながらそんなことを思ったら、なんだかおかしくて笑えてきた。
気づけば目の前には語り終えたゲーチスが。

「随分ご機嫌のようですが、笑顔になる程ワタクシの話に共感されたのですか?」

いつものように人を見下したような薄笑いのゲーチスは、話し掛ける言葉の中身もいつも通り人を馬鹿にするものだ。
それがまたおかしくて、今度は笑い声がこぼれてしまった。

流石に怪訝な顔をするゲーチスに、私は言った。

「ううん。――ゲーチスはゲーチスだな、って」

呆れたように息をついてゲーチスが言う。

「訳のわからないことを。……まったく、選ばれし者である自覚を持っていただきたい」

勝手なことを言うだけ言って、ゲーチスは広場を後にした。

選ばれたとか英雄とか、それこそ私には訳のわからない話。
でも、アンタが好き勝手言うように、私も自分のしたいようにする。文句は言わせない。

少し気の晴れた私は、ゲーチスが去ったのとは逆の方向へと駆け出した。


+++++

冒頭が出来てないから本当に意味不明だな…
ストーリー中、トウコちゃんはゲーチスさんのこと嫌いじゃなかったよ!って話にしたいんだと思う。

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