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ミリドニアなう

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雨とカエル

これで完成ということにする!
リオット√6章始めあたりの話。本文は折りたたんだ続きから。
これはpixivにも上げる予定。自己満足で書いてるし人が読んで面白い文章でないことはわかってるけど、自分的にはだいぶ頑張って書いたので読んでもらえたらいいな、みたいな…

とにかく、ハロウィン後半戦が始まる前に終わってよかった。
ハロウィンリオットめっっちゃかっこいいですね。マフィアとか去年のハロウィンではワイルドさを押し出した(?)衣装だったので、洒落た感じの衣装は希少価値というかw
リオアニがラブラブだったらホラーなエンドでも、というか自分はホラーでラブは基本だった…
なにしろルート解放後のリオットさんは調子乗ってるから(最高)、そのままいっちゃっていただきたい。



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練習文

練習だしただの小ネタだけどupしちゃうリオアニイチャイチャ短文。

+++

久しぶりの二人きりの時間。
リオットさんの力強い腕に抱かれ、幸せな気持ちで胸がいっぱいになる。
そうしてしばらく抱きしめあった後、私はリオットさんの背中に回した腕を緩めて彼の表情を窺おうとした。
するとリオットさんが離すまいとするかのように、私の身体をぎゅっと引き寄せた。
「……姫、しばしこのままで」
心地のよい低音でそう乞われたら拒否などできるはずもなく、私は、はい、と答えると、リオットさんに身を預けた。
「ああ、手の届くところに貴女がいると、どこまでも求めてしまう」
リオットさんが熱を帯びた声で言うので、私の鼓動は早くなる。
「私でよければいくらでもあげますよ」
「いくらでも?」
「はい、リオットさんになら、いくらでも」
「そうか。これは非常に喜ばしい言葉を頂いた」
目を細め意味深な笑みを浮かべるリオットさんに、私は率直な疑問を口にする。
「そんなに喜んでもらえますか?」
「勿論。――つまり姫は、我が妻となった暁には、私に姫の全てを与えてくれるということだろう?」
一瞬の間の後、その言葉の意味するところを理解して、私は一気に赤面する。
動揺しまくる私に対し、余裕の笑みのリオットさんが迫る。
「姫、その時が来たら、私の求めに応えてもらえるだろうか」
「……はい」
リオットさんの手が私の頬を撫でる。腰に回された片腕に、こちらを見つめる眼差しに、私を呼ぶ声に、リオットさんの男としての欲望が滲んでいることに気づかされる。
顎を軽く持ち上げられ、私はギュッと目を閉じた。
刹那、驚くほど優しい感触が唇を掠める。
ゆっくりと目を開けると、そこには変わらず熱を持った眼差しで微笑むリオットさんがいた。
ああ、このひとは。
あまりの羞恥に顔だけでなく全身がカッと熱くなる。
このひとは、そういう欲を隠しはしないのに、触れる時はいつだって傷つけないよう優しく触れるのだ。
ありったけの愛情を惜しみなく注がれて、それが少し恥ずかしくて、でも嬉しくて幸せで、私は広い背中にもう一度腕を回し抱きしめた。

+++

そういうことに疎い初なアニちゃんはもういない。
大人の男に染められてくれ~!

あと書きたいネタは、ただちゅっちゅする話とリオットの性格についての話。
そして何よりまず今書きかけのよくわかんない話を完成させる!

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書いてる

前回今日中がなんとか言ってましたが、気づけば月を跨いでおり。
でも並行してもう一本書いてたのが先に完成した。(小ネタ短文だから)
ジャンルはだめぷりでリオアニ。安定の歳の差。かつ身分差・体格差。
うーん、おいしい。

よし頑張って1本目の方を書き上げるぞ。

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間をあけると

パスワードを忘れる。
流石に忘れすぎなのでメモった。最初からメモっとけという話だけど、その時は絶対忘れないと思ったんだよね。

そして、また新ジャンルで一本書いてる。
つまみ食いみたいにあちこち手を出すのはどうかと思うんだけど、最近は自己満足だしと開き直ってる。
今書いてるジャンルはまだバリバリ動いてる現在進行形の作品だから燃料も定期的に投下されるけれど…どうなるでしょう。

いつものように、書けたらまずはここにアップする予定。
今日中には…無理かな…

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小話

なんとなく完成したので改めて投下してみる。
トウコ(とゲーチス)の話


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今日はこの先で新しいポケモンを探そうかな。一日の予定を考えながら、私は街中を歩いていた。
向こうから昨日バトルしたバックパッカーのお兄さんが歩いてきたので「おはようございます」と挨拶すると、「おう、おはよう」と元気よく返してくれた。

旅に出て、たくさんの人と出会った。そして出会った人々はほとんどがいい人だった。……ごく一部、明らかに悪い人もいるけれど。
でも、そういういい人たちの、特に大人の人の言葉が、たまにひどく重荷に感じられることがある。
目標を持ってそのためにがんばって、そしてなにかを成しなさい、どんなに小さなことでもいい、自分に誇れることをしなさい。
時に大人たちはそんなふうに、私たちが進むべき道を示すように親切そうに言葉を掛けてくる。

思い出すのはアデクさんがチェレンに言った「チャンピオンになってどうするつもりか」という言葉。あの問いかけはきっと私にも向いていた。
あれ以来チェレンはとても悩んでいるけれど、そもそもチャンピオンになることを目標にしていたわけでもない自分はそれ以前の問題だ。
ただずっと旅してきたポケモンたちと一緒に挑戦してみたいから、なんていうのはポケモンリーグに挑む理由にならないみたい。理由とか目的とかって、絶対になくちゃダメなんだろうか。

「――……。プラズマ団のゲーチスです。……」

ぼんやり考えていた私の耳に、聞き覚えのある、よく通る声が聞こえてきた。
どうやらまたあの「ポケモンの解放」とやらを訴える演説をしているらしい。

そういえばこの人も初めは私にポケモンを手放すという道を進ませようとしてきたっけ。そんなこと絶っ対しないけど。
でもそれってある意味他の大人と同じじゃないか?
全然違うことはわかってるし、そんなこと言ったらまともな大人たちが怒っちゃいそうだけど、でもやっぱりおんなじだ。みんな好き勝手言ってきてさ。

特に理由もなく広場まで歩きながらそんなことを思ったら、なんだかおかしくて笑えてきた。
気づけば目の前には語り終えたゲーチスが。

「随分ご機嫌のようですが、笑顔になる程ワタクシの話に共感されたのですか?」

いつものように人を見下したような薄笑いのゲーチスは、話し掛ける言葉の中身もいつもの通り、人を馬鹿にするものだ。
それがまたおかしくて、今度は笑い声がこぼれてしまった。

流石に怪訝な顔をするゲーチスに、私は言った。

「ううん。――ゲーチスはゲーチスだな、って」

呆れたように息をついてゲーチスが言う。

「訳のわからないことを。……まったく、選ばれし者である自覚を持っていただきたい」

勝手なことを言うだけ言って、ゲーチスは広場を後にした。

選ばれたとか英雄とか、それこそ私には訳のわからない話。
でも、アンタが好き勝手言うように、私も自分のしたいようにする。文句は言わせない。

少し気の晴れた私は、ゲーチスが去ったのとは逆の方向へと駆け出した。


+++++


書いているうちにとっ散らかっちゃった感がある…
でも書きたい方向が見えてきた気もする。書くとは言ってない。

繊細で難しいお年頃のトウコちゃんにとって、ゲーチスさんはそれなりに大きな存在だと思う。
悪人といえばあいつ、カリスマ・リーダーシップといえばあいつ、強いトレーナーといえばあいつ、…みたいに価値観の形成にがっつり影響を与えていればいい。

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